仕事などにより規則正しい時間に眠れていない人が増えています。それ以外にも睡眠を妨げる原因は沢山あるので、数あるパターンの中で有名なところを解説していきます。

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更年期障害とはどんな症状が生じるのか?

更年期障害は閉経を迎えて卵巣機能が衰え、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に低下することでホルモンバランスが崩れ、心身に起こるさまざまな症状に悩まされます。
近年、中高年に差し掛かった男性がかかるLOH症候群とも呼ばれる男性更年期障害も注目されるようになっており、男女共に加齢に伴う心身の変化に注意を払っておく必要があります。
更年期障害による心身への悪影響は多岐にわたり、人によって症状の度合が違うために悪化のサインに気付きにくいこともあります。

更年期障害の症状で特徴的なのがホットフラッシュと呼ばれる突然の強いほてりや大量の発汗です。
ホルモンバランスの崩れは同じ脳内の視床下部でコントロールしている自律神経の働きも乱すことから自律神経失調症と同様の症状が起こりやすくなります。
交感神経が優位になって心臓の働きが活発になり過ぎて動悸息切れや胸の痛みが起こり、頭痛やめまい、耳鳴りが起こります。
胃腸の働きが衰えるために代謝機能が低下して便秘やむくみに悩まされ、全身に老廃物が溜まりやすくなることで肌荒れも起こします。

人によっては身体的な症状に加えて精神面に深刻な影響が出ることもあり、強いイライラや不眠、極度の緊張やうつ状態になってしまうこともあります。
更年期障害が原因で自律神経の不調が精神面に出ると早朝覚醒など不眠症となり、不眠から陥りやすいとされるうつ病のリスクを高めることになります。
自律神経失調症からうつ病に移行してしまうこともあるとされ、更年期障害で自律神経に影響が出やすい人は早めに対策しておく必要があります。

近年は閉経はまだ先のはずの30代でも更年期障害と同様の症状があらわれる若年性更年期障害も問題視されており、治療が必要なケースが少なくないとされます。
原因はやはりホルモンバランスの乱れですが若年性の場合、生活習慣の乱れから来る睡眠不足や栄養の偏りが指摘されています。
ダイエットの影響も少なくないと言われ、全身の血流などが滞りがちになる冷え性の人は更年期障害の症状が重くなりやすいため、日ごろから体調に注意を払っておくことが大切です。

男性と女性の更年期は違う?

男女ともに更年期障害があることが知られてきました。
女性の更年期障害が卵巣で分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量が急激に減少することで生じます。
男性の更年期障害は男性ホルモン(テストステロン)が減少することで生じるという発症原因に大きな違いがあります。

発症年齢にも男性と女性では違いがあり、女性の場合は、閉経を挟んだ前後5年間あたりが更年期となりますので、日本人女性の平均閉経年齢が50歳前後であることから45歳頃から発症することが多くなっています。

ただし、近年は女性の社会進出もあり、ホルモンバランスを崩しやすい生活を送っている人も多く、30代から更年期障害と同じような症状に悩まされる方も増えています。
これを若年性更年期やプレ更年期などと呼び、症状が酷い場合はなんらかの対策が必要となります。

一方、男性更年期障害は女性ほど分かりやすい更年期がないため、個人差がかなり大きなものとなります。
一般的には中高年にさしかかる40歳ごろから男性ホルモンであるテストステロンの減少がはじまるのです。
閉経によって急激にエストロゲンが減少する女性と比べると、男性の場合はテストステロンの減少が加齢に伴って緩やかに下降していくことから、人によって症状を感じたり、感じなかったりするのです。

しかし、中には加齢だけではなく、日常のストレスや生活習慣などから通常よりもはやいスピードでテストステロンが減少していくこともあります。
40代や50代でテストステロンが急激に減少すると女性の更年期障害同様で様々な不調を感じやすくなるのですが、こうした男性ホルモンの減少からくる症状を医学的にはLOH症候群といい、女性同様になんらかの対策が必要となります。

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